ある映画にこめられたもの、それはバレエの求めるものにほかならない

バレエは舞台上で表現します。

そして、そのバレエの表現の特徴は音楽にのって踊りを中心

に、マイム、表情など体全体を使い表現します。

ただし、言葉を除いて・・・・・・。

一方映画はスクリーン上に映写されたもので

表現します。

そのほとんどの映画は台詞があり、音楽があり、まわりの風

景があり、カメラの視線でさまざまなアングルから

映像として描写し表現します。

お互いに表現することは共通していますが

その方法、描写などはかなり異なります。

しかし、

その映像の描写表現である映画のある作品

ー『レッドタートル ある島の物語』ーは、

全編台詞がないのだそうです。

ある一面において、バレエと同じ手法による表現方法を

用いているわけです。

その意図、ねらいは一体何だったんでしょうね?

第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点部門」への出品され、

特別賞を受賞したこの作品。

そしてこの作品の監督をつとめた、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットの言葉。

「人間性を含めた自然への深い敬意、そして平和を思う感性と生命の無限さへの畏敬の念を伝えたい」

人間性と自然への敬意、平和を思う感性、生命への畏敬の

というのはバレエの求めているもの、そのものに

他ならないのではないだろうか?

現代バレエはとくに人間性を深く表現、描こうとして

いるとわたしは感じています。(個人的な見解ですが)

そして、作品、ダンサーに求められているのが

この人間性への敬意、平和の大切さを理解する感性、

この地球上の生命全体への畏敬、これら全てを

バレエという踊りによって舞台上で表現し、

より高い極みを目指しているのではないでしょうか?

この映画に込められたメッセージは、

バレエの求めているものに他ならないと

感じましたーあくまでわたくし個人の意見ですがー

バレエに対するある視点として・・・・・。

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