バレエの練習法は様々ですし、アプローチ方法も人それぞれ

物事に対するアプローチの方法は人によって様々です。

ある分野について、全体をざっと見渡しそれから個々の

細かな部分についてひとつ一つを調べていくやり方と

最初から判らないこと、引っかかった部分について

理解しないと先へ進めない場合など。

大きくいって、全体から部分へいくやり方と

部分を積み重ねて全体へすすむやり方があります。

 

野沢先生はまず全体を理解することを推奨しています。

たとえば、ヴァリエーションを踊るとき、1曲全体の流れを

つかみ、全体の踊りの中にどんなテクニックがあり

踊るための体力、力配分、曲や踊りのメリハリ、踊りのなかの

静と動のバランスなどをまず理解するように指導しています。

しかし多くの生徒さんは、自分が踊っていて

つまずいたところや苦手は部分、あるいは全く逆に

自分がやりたいところに注目し練習しょうとします。

わたしも多くの生徒さんと同じように、一度にいろんなことが

出来ないタイプなので、まずひとつのことができるように

なりたいと思い、その部分だけを練習しようとします。

そするとなかなか先へ進まない。

何故なら、ひとつ覚えて次に出来ないことをやろうと

すると、それが終わるとまた別の出来ないことへぶつかります。

つまりおそらく永遠にゴールにたどり着けない。

このアプローチ方法だと、一つの課題を克服することで

自己満足はあっても、残念ながらバレエコンクールの

ような、ヴァリエーション1曲を踊っても自分の満足する

ような踊りが出来るまでにいくら時間があっても足りない!

しかし、多くの場合期日があり、練習時間には限りが

あります。

結局満足出来ずに本番を迎えることに・・・・。

 

部分の完璧主義は限られた時間のなかで

満足出来るような結果をだすことは

かなり至難の業です。

部分として満足はできなくても、ある程度のレベルを

クリアして全体として完成されたものを目指せば

飛び抜けて他の人を圧倒出来なくても、自分の欠点や

苦手な部分をある程度克服して全体をまとめることが

できます。

 

資格試験などの受験勉強の方法として

まず参考書を一度わからない箇所があっても

先へ進み、一冊を読み切ってしまう。

まず試験の範囲全体を理解します。

二度目に参考書をやるときに、判らなかったことを

補強し、理解するように勉強していきます。

三度目は問題集をやって、自分の弱点を理解。さらに

わかっているつもりだったはずのところが

何故出来なかったのか、参考書で確認します。

こんなふうに受験勉強の方法について記載されて

います。

 

ひとには向き不向き、好き嫌いなど

それぞれに考え方、やり方、理解の仕方がありますから

一概にこれが正しい方法というのは難しいのですが

ともかく全体像をつかみ、その全体を自分は

どのくらい理解できているのか、自分の理解できていない

ところー苦手な箇所、弱点はどこか?

自分がクリアしたい対象にたいして、自分自身を

知ることから始める以外に方法はなさそうです。

最終的には全体を理解することが理想ですが

資格試験などは合格ラインが試験の70%とか80%など

100%ということはまずありませんので

その合格ラインを目指します。

限られた時間のなかで合格ラインが現実的な目標と

なります。

 

芸術などではおそらく自分が満足できることは

まずないでしょうから、ある程度の目標、課題の全体を

自分のなかで理解、イメージ化し、次に自分の問題点を

克服することを当面の目標として頑張るのが

効率のよい克服の仕方なのかもしれません。

 

 

あなたのバレエの練習方法は?

 

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