バレエをただ観るのと観察するのでは大違い、ダンサーには冷静で鋭い観察力が重要です

現在男子プロテニスプレーヤーのNO1といえば、ノバク・ジョコビッチ。

テニスにあまり興味がない方も、ニュースなどで一度くらいはその名前を

聞いたことがあるのではないでしょうか?

そのジョコビッチ選手ですが、サーブを打つ前にボールを手でコートに

何度かつくのですが、その回数が決まっているのだそうです。

野沢先生がわたしにジョコの試合をテレビで観ているときに

「ジョコは7回つくんだよ!」

教えてくれました。

さっそく、サーボを打つ前に、一回、二回、三回・・・・。

数えてみたら確かに7回でした。

そこで、ほかの試合のときも試しに数えてみたら

やっぱり7回。

間違いありませんでした。

でも、7回じゃないときもあるのだそうです。

平静ではないとき、プレッシャーや窮地に陥ったとき

そんな時は、回数が多くなるのだそうです。

 

 

ラグビーですっかり有名になりましたが、

五郎丸選手のキックの前の一連の動き。

ルーティンという言葉をこの仕草をきっかけに聞かれたことだと

思います、

このルーティンは以前からスポーツ選手は行っていると

聞いていました。

先日3000本安打を記録したメジャーリーガーのイチロー選手。

打撃のときの一連の動作。

有名ですね!!

さて、ジョコに始まったこの動作ですが、

ルーティンの動作だと気がついた野沢先生の観察力。

実はこの観察力が今日お伝えしたいことです。

 

 

バレエの作品を観るとき、観て楽しむのが当たり前ですが

一般的な見方だと思うのですが、

たとえば、ヴァリエーションの踊りで、

舞台まで何歩、手の動きは?

足の位置は?角度は?

そんなふうに観察して観るという方は

そんなにいらっしゃらないのではないでしょうか?

バレエのコンクールで振りを覚えるとき、

ビデオなどの映像で勉強するときに、

単純に振りを覚えて、その後にダンサーの細かい

一連の動き、動作を観察して自分のものにされた方は

一体どのくらいいるのか?

このただ単に「観る」のと、「観察する」のでは

踊りの理解、自分のものとして踊りの完成度は

全く違ったものになるはずです!

少なくとも、舞台にたつダンサーは、踊りは

観るものではなく、観察する対象として、一連の動作、動きを

細部にわたるまで記憶する必要があるのではないでしょうか?

野沢先生がバレエの「創作作品」をつくるとき

多くのバレエの作品を観察していたから

独創的な作品が生まれるのだとわかりました。

この観察力がなければ、クラシックバレエの作品を演出するときでさえ

全く違った作品となっていることでしょう。

バレエの作品を観るときだけではなく、好きなテニスの試合を観るときも

ただ漫然とみているのではなく、どこかで観察者としての視点が生きている。

こん観察力のすごさに驚きました。

何かを創造するクリエイターの方は、

この世界、ありとあらゆるものを自分の栄養源として

「観察」の対象となっているのですね!

 

 

現在バレエを習っていて、舞台ー発表会や公演ーにたつ機会がある

ダンサーの方。

バレエのレッスンと同じように、自分の感性を高め、

踊りに活かすのなら、

生きていること全てが観察の対象となるくらい

鋭い感性を磨くことも、とっても大切、重要なのだと

ほんの少しでも、意識し、気づいてもらえたら

嬉しいです!

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