バレエ教師の役割

もうずいぶん昔のことですが、お姉さんがバレエを習っていて、その妹さんがお姉さ

んをお迎えにお母さんと一緒にバレエ教室に来た時のことです。

バレエを習っていたあるお姉さんがとってもカッコよく、

そのレオタード姿に憧れてしまい、

迎えに来た妹さんが、

あのお姉さん

「かっこいい!

わたしもバレエ習いたい!」

お母さんにいったそうです。

そして、次の週から

その妹さんは、バレエを習い始めました。

誰でも小さい時に

憧れの先生、バレエのお姉さん

バレエの先生

そんな自分にとって、スーパースター

大好きな存在。

自分もそうなりたい!

芸能人みたいな憧れの人って

いなかったでしょうか?

バレエ教師というのは

まさにその憧れの存在であるべきではないでしょうか?

たとえば、体験レッスンで

初めてみるバレリーナは

まさにバレエの先生が初めてなのですから

とくに、

バレエ教室でちいさなお子さんたちのクラスを教えるバレエの先生は

そんな憧れの存在でなければなりません。

少なくとも

ジャージ姿のバレエの先生ではないはずです。

なぜなら、

小さなお子さんは

保育園などでみかける先生の姿ではなく

美しく、華麗で、上品で凛として

その立ち居振る舞いすべてが

小さなお子さんにとって

かっこいい、憧れのバレリーナなのですから。

自分もバレエ習って

あの先生みたいになりたい!

そう思わせる憧れの存在なのですから。

普段見慣れてる大人とは

全く別の人

それが、かっこいい憧れの存在。

「バレエの先生」

安易に小さいから

この程度でいい、

バレエもどきでいい

そんないい加減なバレエのレッスンで許させるはずはないのです。

小さいお子さんにバレエを教えるからこそ

本物のバレエを伝える必要があります。

小さなお子さんのわかる言葉で難しいバレエ用語や

ポジションなどの基本的なことを

理解させなければならないのです。

しかも、すぐに飽きてしまう小さなお子さんに

集中力とやる気ーモチベーションー

そして、子どもさんの興味を持ってもらえるように

工夫して、楽しくバレエをレッスンする

それが「バレエ教師」の役割です。

小さいからこそ

大切に育てなければならないのです。

時間から時間までのアルバイト感覚

そんな安易にレッスンをするバレエ教師はいりません。

我が子のバレエのレッスンを

しっかりと熱い視線をむけながら

見守るお父さん、お母さんの姿。

大切なお子さんにいい加減なレッスンでいいはずがないのです。

お子さんにとっても

そのご両親にとっても

バレエの先生はカッコよくて、憧れの存在でなければ

ならないのです。

バレエのもつ優雅さ、品位、

それは、とっても過酷で難しく、長い訓練と努力の末に

やっと手に入れるバレエのプライドなのです。

そのバレエのプライドを持っていない、

いや間違っているプライド、

勘違いのバレエのプライドは益なく、害のみなのです。

正しいバレエのプライドをもち

ちいさなお子さんに本物のバレエを伝え、レッスンする

それこそが

バレエ教師の役割ではないでしょうか?

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