手に届かないから、美はいっそうその美しさの輝きを放つのです。

私たちは簡単に手に入れることができるものは
あまり大切にはしません。
手に入れたものの価値を正確には理解出来にくいものです。

 

一方、苦労して手に入れたものは愛着があり、簡単には
手放すことはできません。
人一倍思い入れがあるはずです。

 

それが、物であれほかのものであれ・・・・

 

人は自分が手に届かないものには、執着があり
なんとしても手に入れたいという欲求が強くなります。

 

「手に届かないから、美はいっそうその美しさの輝きを放つのです。」

 

それが美しさではなく、バレエであればどうでしょう?

なんとしてもプロのダンサーになりたい。
そんな夢を持ち、実現したいと思うのが
私たちの素直な気持ちです。

 

ひとは簡単に手に入れたものは
案外簡単に手放してしましがちです。

 

たとえば初めてのバレエコンクールで、いきなり賞を
取ったりした場合、その有り難み、価値について
軽く考えがちです。

 

そうなると、その後のバレエコンクールも

 

「こんなもの」

 

と、高をくくって、バレエの練習も、コンクールの練習においても
真剣に練習しなくなりがちです。

 

一方、多くのひとは、練習に練習を重ね、やっとの思いで
予選を通過したり、賞を戴いたとき、その価値について
十分過ぎるほどの有り難みと喜びをかみしめ、
さらに上を目指し練習に熱が入り、
努力を積み重ねていきます。

 

簡単に手に入るものではないことを知っているから
努力を惜しまないのです。

 

手に届かないものがあるとき、
簡単にあきらめてしまう人と、
なんとしても手に入れるための努力を惜しまない
人がいます。

 

みなさんならどちらを選びますか?

 

どちらを選ぶのも自由です。

あなた次第です。

 

「手に届かないから、美はいっそうその美しさの輝きを放つのです。」

 

芸術は簡単には手に届くものではありません。
だから多くの場合、簡単にあきらめ、挫折するひとが多いのです。

しかし、

簡単に手に届かないものの中にこそ、
本当に大切なもの、本当の価値があることを知っているひとは
簡単にはあきらめません。

 

「芸術は長く人生は短し」

 

短い人生だからこそ、自分にとって本当に大切なもの
価値のあることに自分の時間を費やすべきです。
たとえそれが手に届かなくても・・・・

 

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