バレエダンサーの伝記から私たちが学べること

バレエダンサーの中で誰が一番好き?
と聞かれたら、誰の名前をあげるでしょうか。

おそらくいろんなダンサーの名前が出てくるのでしょうね!
大好きなダンサーのことなら何でも知りたい!と、思うのはファンの心理です。ちょうど芸能人などのスターと呼ばれている人たちと同じファン心理。
だから、ダンサーの出演する舞台、テレビに出演する番組を見逃さないようにしたり、DVDやブルーレイさらにはバレエ映画など俗に言う追っかけと呼ばれる人たちと全く変わらない行動パターンではないのでしょうか。
もちろん、そのことが悪いというつもりはありませんし、夢中になれるというのはとっても羨ましくそして素晴らしいことです。

そんな大好きなバレエダンサーのこと、自伝で知る方法というのもありませす。自伝でなくても、ダンサー自身が書いた本を読めばダンサーの内面、心の模様などを生の告白を文章を通して一体化でき、ダンサーをより深く理解する手がかりにも成り得ます。

そして何より、ダンサーの子供の時の様子、バレエとの出会いなど小さいころのちょうどいま、バレエを習っているお子さんの年齢と同じ頃のことを知ることができるのです。

さらに、バレエのレッスンのこと、バレエコンクールに出場するためにどんな練習をしてきたのか、何がうまくいって、うまくいかなかったのは何故なのか?バレエに関して何を考え、苦しみ、悩んでいたことなどを偉大なバレエの先輩のはなしとして、私たちは自伝をとおして知ると同時に理解し、教えられ気づくことがたくさんあるのではないでしょうか。

プロのダンサーになるために何が必要なのか。
どうやって最高位のダンサーに上り詰めたのか。
いま、バレエ団に入ってプロのダンサーになりたいとおもっているひとにとっても、きっと勇気づけられ、自分の目標や夢を叶えるための手がかりが見つかるはずです。

 

今回ご紹介するのは、4人の女性バレエダンサーの自伝と著作に絞り、バレエファンのみならず、現在バレエを習っている方にきっと多くの気づきと感動、どんな困難な環境にあってもあきらめない強い信念と努力、運命を切り開く力に皆さんも背中を押されるはずです!

 

バレエダンサーの伝記
マイヤ・プリセツカヤ

20世紀最高のバレリーナと称されたマイヤ・プリセツカヤの伝記を小学生の方が読めるように編集された伝記。

マイヤ・プリセツカヤ (やさしく読める ビジュアル伝記)

【低中学年から楽しめる! 魅力満載の読み物伝記】

今から100年ほど前に、ソ連に生まれたマイヤは、おさないころから、おどることが大すき。8歳でバレエ学校に入り、やがて、世界じゅうの人びとを感動させるバレリーナとなります。しかし、つらいことも次々に起こり、人生はたたかいの連続でした。
強く美しく生きた伝説のバレリーナの波乱の人生を、親しみやすくお届けします。

〜本書の出版社 学研出版の案内より引用〜

【目次】

プロローグ
1 元気すぎる女の子
2 初舞台は北極圏で
3 バレエ学校一年生
4 パパ、そしてママもが……
5 レッスンしたい!
6 はじめてのアンコール
7 バレエ団のスターへ
8 とじこめられた舞姫
9 わたしたちの『白鳥』
10 愛の力
11 わたしの『カルメン』
12 新しいバレエ
エピローグ

 

アンナ・パブロワ

日本においてバレエが定着・普及するきっかけを作った。日本バレエ界の恩人「三人のパヴロワ」の一人

学習漫画 世界の伝記 NEXT アンナ・パブロワ 世界にバレエのすばらしさを伝えた「白鳥

世界中にバレエのすばらしさを伝えた白鳥
すばらしき芸術、バレエは、ロシア帝国の滅亡とともにすたれようとしていました。それを自分の努力と信念で、世界に伝えたのがアンナ・パブロワ。ひん死の白鳥の姿は世界中の観客の心に残ります。

【目次】

  • ひん死の白鳥
  • バレエとの出会い
  • 立ちはだかる壁
  • 白鳥のはばたき
  • アンナの欠点
  • 世界への挑戦
  • 日本公演成功
  • 永遠の旅立ち

 

 

ここで日本人ダンサーの伝記をご紹介します。

みなさんよくご存知の吉田都さんです!

現在、新国立劇場バレエ団の新舞踊芸術監督に就任、活躍されています。

 

吉田 都
東京生まれ。9歳でバレエを始める。
1983年 ローザンヌ国際バレエコンクールにてローザンヌ賞受賞。
1984年 ロイヤルバレエ団(現バーミンガムロイヤルバレエ団)に入団。
1988年 最高位のプリンシパルに昇格。
1989年 「グローバル賞」受賞。
1995年 英国ロイヤルバレエ団にプリンシパルとして移籍。
「中川鋭之助賞」受賞
1996年 「橘秋子賞」受賞。
1997年 文化庁「芸術選奨文部大臣新人賞」受賞。
1998年 「服部千恵子賞」受賞。
2001年 文化庁「芸術選奨文部科学大臣賞」受賞。
2002年 「橘秋子特別賞」受賞。
東京新聞主催「舞踊芸術賞」受賞。
2006年 Kバレエカンパニー プリンシパル(翌年 ゲストプリンシパル、2009年退団)、英国ロイヤルバレエ団 ゲストプリンシパル。
英国批評家協会より英国最優秀女性ダンサー賞受賞。
日英協会ジャパンソサエティアワード受賞。
2007年 紫綬褒章 受章。
大英帝国勲章(OBE)受勲。
2009年 ローザンヌ国際バレエコンクール審査員を務める。
2011年 毎日新聞社主催「毎日芸術賞」受賞。
2012年 第43回 舞踊批評家協会賞受賞
2020年9月1日 新国立劇場の舞踊芸術監督に就任。
「クララ」別冊ふろくで大好評だったバレエ漫画を単行本にしたものです! 小さなお子さんにおすすめです。


Miyakoバレリーナ吉田都ものがたり

(みやこばれりーなよしだみやこものがたり)

「私はバレエが好き。ただそれだけーー」 英国ロイヤル・バレエのプリンシパルとして活躍し、世界中のファンに愛されるバレリーナ、吉田都。 はじめてのレッスン、ケガとのたたかい、そして留学を経て名門バレエ団へーー。ひとりのバレエ少女がかがやくプリマへとはばたくまでを、完全コミック化! 舞台写真やインタビューも収録★

 

吉田都さん自身が強く美しく生きたいと願う女性達に贈るメッセージ。単行本として刊行されたこの本、引退を機に文庫本として再登場です!

バレリーナ 踊り続ける理由

年齢を重ねてなお進化する、その強さと、しなやかな美しさはどこからくるのか?バレエという西洋の舞台芸術で、日本人として世界の頂点を極めたバレリーナが、自身の経験をもとに、現代を生きるすべての女性に贈る言葉たち。コンプレックスとの付き合い方、歳とともに変化する自分の受け入れ方、そして本当のエレガンスとは―。引退と新たな挑戦に向けてのメッセージ、阿川佐和子との対談を特別収録。

英国に留学、バレエ団で感じた挫折。みんな手足がながく、顔が小さくそのバレエ向きのスタイルに劣等感を感じながら、必死になって自分と向き合い、バレエの常識からすれば、東洋人ー日本人ーとして、不利な身体的特徴を跳ね除ける努力の末、ダンサーとして世界で高い評価を得、活躍してきたことは、皆さんご存知のとおりです。

 

次にご紹介するのは、現在、東京バレエ団の芸術監督 斎藤 友佳理さんです。舞台上で再起不能と呼ばれるほどの大怪我にあいながらも、奇跡の復活を果たしたことでしられています。

 

斎藤 友佳理

 

母のもとで6歳よりバレエを始める。
1987年 東京バレエ団入団。
1996年『くるみ割り人形』舞台上で大怪我に見舞われるが、1998年『ジゼル』で復活を果たす。
2005年 平成16年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2009年 ロシア国立舞踊大学院バレエマスターおよび教師科を首席で卒業。
2010年 第27回服部智恵子賞、東京新聞の舞踊芸術賞、横浜文化賞を受賞。

ユカリューシャ―奇跡の復活を果たしたバレリーナ

第1章 どん底
第2章 バレエとの出会い
第3章 ロシアへ
第4章 国際結婚
第5章 東京バレエ団
第6章 母としてダンサーとして
第7章 真のバレリーナ

 

奇跡の復活、そして不屈の努力と信念の強さ。

どんな困難な状況にあっても、あきらめない強い気持ち、復活への努力は胸を打たれます。その姿は感動そのものです。

 

バレエダンサーとして不利な身体的特徴をはねのけ、世界に羽ばたき高い評価を得た吉田都さんの努力は、私たち日本人として勇気を与えてくれるはずです。また、斎藤 友佳理さんのダンサー生命を絶たれたかの大怪我に見舞われても、ダンサーとしての復活を信じ、努力の末復活を果たした姿は感動そのものです。

 

二人のダンサーはどんなに困難は状況でも、自分を信じて努力を

続け、強い信念と夢と希望でバレエをあきらめなかったのです。

そこから、私たちは強いメッセージを受け取ることが出来るはずです。

そして、大きな勇気をもらえるのではないでしょうか。

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