一枚の写真にみる、バレエの舞台から汲み取れるものとは

バレエは舞台で踊ることが一番大きな特徴のひとつですが、

踊りのほかに、ほかの表現方法がいくつかあります。

そのなかのひとつ

「お芝居(演技)」

というものがあります。

 

次の写真をご覧になると

お判りのように、

舞台で踊っているのではなく、

勿論ぼんやりしていわけでもなく、

お芝居をしている場面です。

 

 

 

この写真は当スタジオの発表会で「白鳥の湖」全幕を

披露したときの第1幕「乾杯の踊り」の前の

お芝居の様子です。

次の踊りのつなぎの重要なお芝居の場面ですが、

舞台上のダンサーたち(もう皆さん!卒業生)

いかにも楽しそうで、宮廷の雰囲気、

貴族の皆さんという感じ。

伝わってきませんか?

 

それと、わたしが個人的にものすごく

この写真で気に入っているところ

それは、

舞台上のダンサーの皆さんの顔の表情。

とってもいい、

なんとも云えない雰囲気を作り出しています。

いっけん何気ない動作かもしれませんが

この舞台上でお芝居をすることで

バレエは表現はさらに拡がり

ダンサーの豊かな感情が観客に伝わってきます。

 

バレエの高度に訓練された踊りだけではなく

こうした舞台上での間、雰囲気、人間の感情などを

織り込んで作品は出来ています。

 

ですから、バレエの本当の楽しみ、魅力というのは

踊りだけではない、こうした人間の感情を

伝えるお芝居ー演技ーによって

よりダンサーの踊りがわたしたちに

与えてくれる感動を味わうことのできる

「舞台の作品」全体を観ることによって

初めてバレエの本質に触れることが出来る。

そのことが、

バレエへの理解を深めることではないかと想います。

 

 

 

 

 

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