小学生にバレエ公演を見てもらい心を育てる教育は素晴らしい

相模原のバレエ教室 野沢きよみバレエスタジオードガ踊り子
目次

横浜市の意欲的な教育の試み「心の教育バレエの世界」について

横浜市が次世代を担う子供たちに向けて、意欲的な教育の試みがおこなれていて、実はこれ本当に素晴らしい教育の一貫ではないかと思い今回皆さんにご紹介します。

というのも、子供たちには日頃はあまり馴染みのない芸術の世界を触れてもらい、心を豊かにしてもらおうというのです。小学校4年生対象に、「心の教育バレエの世界」という鑑賞会です。

本物のバレエの舞台を鑑賞してもらうと同時に、鑑賞のマナーまで学んでもらいたいという趣旨のようです。

さらに、横浜市では実際にバレエの舞台を鑑賞した後に子供たちにアンケートを実施しており、その結果は次の通りです。

「心の教育バレエの世界」アンケートの結果

子ども向けバレエ公演に関するアンケートについて 市立小学校4年生が参加した「心の教育バレエの世界(アンケート実施日:令和3年1月 19 日、20 日、21 日、25 日、回収数:児童1,454 票、教員 70 票)」と、主に4歳以上の親子が参加した 「子どものためのバレエ公演(アンケート実施日:令和3年1月 23 日、24 日、回収数:791 票)」 について、鑑賞した子ども、保護者、教職員に自記入式アンケートを実施しました。 また、教職員にグループインタビュー(参加者数:7 人)を行いました。

アンケート結果概要

【1】バレエへの関心 鑑賞した子どものうち9割が、「楽しかった」、「また見たい」と回答

【2】意識の変化 ・「心の教育バレエの世界」鑑賞後に感じたこととして多く選択された項目は、「おどりの技が すごいと思った」が約8割、「バレエが好きになった」が約5割に次いで、「今の習い事や 趣味をもっとがんばりたい」が約4割。このことからチャレンジ意欲への刺激にもなった ことが分かる。 ・自由意見を分析したところ、「バレエをやっている人はすごい」、「体が柔らかい」、「筋肉が すごい」など、バレエを踊っている人への感想が多く含まれていた。「楽しい」、「すごい」 という感想だけではなく、踊り手の技術や舞台で披露するにあたっての努力など、様々な 面から関心を持ったことが分かる

アンケートの結果から分かるように、

もう一度見たい!と90%の子供たちが回答。バレエが子供たちに受け入れられていることがわかります。

バレエをみてその感想は、

「おどりの技が すごいと思った」約80%

「バレエが好きになった」約50%

「今の習い事や 趣味をもっとがんばりたい」40%

バレエの高度なテクニックを評価できる能力があるだけじゃなく、バレエが好きになったと素直で偏見のない感想が多く回答されていることから、子供たちの感性の豊かさ、感受性、表現力への反応などバレエに全く知識なくても、多くの感動や心に多くを訴えかけられたことがわかります。

そのほかの感想では

「バレエをやっている人はすごい」

「体が柔らかい」

「筋肉が すごい」

バレエダンサーへの素直な感想が回答されています!

こうしたアンケートの結果を見てみると、子供たちの心の豊かさと無限の可能性を秘めてみると改めて感じますし、何より良いものは良いと素直に感動し、偏見のない評価出来るこころを持っていることがわかります。

横浜市の次世代教育取り組み動画

実際にバレエをみて、率直に感想を述べている子供たちの映像がアンケートの結果より、リアルにその感動や心の豊かさを感じることが出来ます。

横浜市のホームページより

横浜市のバレエ鑑賞支援 横浜市民先行販売について

横浜市は、子供のためのバレエとして独自の支援があり、横浜市民先行販売(横浜市在住、在勤、在学の方のみご利用いただけます)で、通常の料金より安くチケットを購入出来る特典があります。
親子で、家族でバレエを気軽に楽しめるはずです。

神奈川芸術協会
東京バレエ団 子どものためのバレエ公演「ドン・キホーテの夢」 | 神奈川芸術協会 初めてバレエを観る人も、お子様連れのご家族でもバレエ公演が楽しめる!

次世代を担う子供たちの心を育てる芸術教育の可能性

こうした活動は実は横浜市だけではない。

文化庁でも同じような活動支援を行なっている。

11月2日のプレスリリースによれば、文化庁「文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)として、神戸を拠点に活動している貞松・浜田バレエ団の小・中学校へ、バレエの巡回公演がリリースされている。

小・中学校へ、バレエの巡回公演
学校の体育館がバレエの劇場空間に|実技指導も実施

貞松・浜田バレエ団は、11月に四国の小・中学校へバレエの巡回公演を実施します。文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)」として行われ、貞松・浜田バレエ団オリジナルのプログラムで、バレエという総合芸術を視聴覚教育の一環として子供たちへ届けます。
「文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)」は、文化庁が選定した文化芸術団体が、地域へ派遣され公演を行う事業です。今回、貞松・浜田バレエ団は、阿波市立伊沢小学校、高松市立塩江中学校、三木町立平井小学校に赴きます。バレエダンサーの普段のトレーニングや、舞台が出来上がるまでを団長みずから解説したり、有名な「白鳥の湖」の一部やオリジナル作品を上演するなど、バレエという総合芸術をさまざまな視点から学びます。普段授業などで使っている体育館が、 工夫次第で素晴らしい劇場空間へと変わっていく様子を体感していただきます。

【貞松・浜田バレエ団 巡回公演】
●事前ワークショップ
11月2日(火) 伊沢小学校・平井小学校
※塩江中学校は新型コロナウイルスの影響により見送り

●本公演
11月17日(水)伊沢小学校
11月18日(木)塩江中学校
11月19日(金)平井小学校

●公演内容
・エグゼルシス(レッスンの様子)
・バレエができるまで(時計の踊り)
・バレエ小品集
・動物のカーニバル(小学校のみ)/ セイラーズ・セイリング(中学校のみ)
・白鳥の湖ハイライト
・日本のバレエ「祭」

あわせて読みたい
貞松・浜田バレエ団/バレエ学園 神戸、兵庫をベースに活動する貞松・浜田バレエ団のホームページ。公演情報やバレエ教室の案内など。

【文化庁「文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)について】

●事業の概要
文化庁が選定した文化芸術団体が、学校の体育館や文化施設でオーケストラ、演劇等の巡回公演を行います。本公演前に団体が実施校にて行うワークショップは、公演の鑑賞や児童・生徒との共演をより効果的なものにします。
●事業の趣旨
小中学校等において、一流の文化芸術団体による巡回公演で舞台鑑賞の機会を提供することにより、子供たちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的とした事業

バレエは多くの小学生にとって、身近なものではないはずです。
多くの小学生が初めてバレエを観たというのがほとんどではないかと思います。

しかし、バレエを観た小学生のアンケートや感想をみると、
子供たちの素直な感想、感受性の豊かさ・鋭い観察力、感動する心など、多くの可能性が見えてきます。

【貞松・浜田バレエ団 巡回公演月実施後、小学4年生のみなさんからの感想】
・実際にバレエを見るのは初めてで、とてもうれしかったです。
・心がうれしくなるダンスや心が楽しくなるダンスもあってもう一度見たいくらいです。
・バレエのむずかしかさもわかりました。
・練習をしているところを教えながら見せてくださったのでとてもよく分かりました。
・次見るときは、もっと楽しみです。

何の偏見も持たず、素直に反応する子供たちの成長が楽しみです!

そんな子供たちに、「バレエ」が少しでも貢献できたとしたらこんなに嬉しいことはありません。

国や自治体による小学生を対象にしたバレエ公演の支援事業は、もっともっと行なって欲しいところです。

今回、横浜市の「心の教育バレエの世界」という活動をふとしたきっかけで知り、この事業がどんなに子供たちの心の成長を促しているかを強く感じ、心に残りました。

横浜市の要請にこたえ「ドン・キホーテ」を上演に協力した東京バレエ団に拍手!

そして、文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)」に協力・参加した貞松・浜田バレエ団にも拍手!

おそらく日本全国ではこうした取り組みや支援事業が他の地域、自治体でも行われているかもしれません。

ただ、今回偶然に知っただけなのかもしれません。

とはいえ、未来の日本を担う子供たちに心の教育をしっかり行われているという活動は、非常に地味ではあるかもしれませんが、捨てたもんじゃない!

また、この活動にバレエを選んでもらったことにも感謝です。

おそらく、同じような情操教育の一環として、音楽ーオーケストラの生の演奏を聴くという取り組みなども

行われていると思います。

私たちの生活に芸術が身近な存在として、また生活の一部として私たちの暮らしを豊かなものにしてくれる存在として芸術があるということを、少しでも感じ、子供たちが大人に成長してその子供たちに、バレエや音楽などの芸術がより身近なものとして生活の一部として支えていける存在になって欲しいと心から願います。

そして、こうした活動がもっともっと多くの機会に出会うことができれば、豊かなこころを持った子供たちを育てることは間違いはなく、これからも続けて欲しいですね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる