美しさが私たちに必要な理由

美しいものを前にしたとき、私たちは身が引きまる。
そんな経験はありませんか。

それは美しいものを感じた時に、脳が反応して凛として、背筋を伸ばし美しさに敬意を表すのだそうです。

別の見方をすると、美しさに相対すると敬意と同時に自分自身がその美に対して同じ品格、人間の成長へつながるきっかけと感動を生み出すのではないのか。そんな気がするのです。

美しさを前に、人は謙虚になり、素直になるのではないか。
だとすれば、わたしたちは美しいものにたくさんふれ、みること、きくこと、感じることがとても大切なのだと。そうすることで心が磨かれゆたかになり、少しずつではあってもこころが研ぎ澄まされる方向へ導いていかれる。

だからこそ私たちの生活には、芸術は必要なのだと改めて感じました。

バレエもその美しさを踊りによって表現するものです。
バレエの舞台で感動するのは美しさが根底にあり、ダンサーからその美しさを受け取るから、こころが震え、自然と敬意を表すと同時に美と現在の自分の距離を無意識に計り少しでも距離を縮めようと本能的に反応するようです。だから、美しさにふさわしい人間たれ!と自分を高めようとする気持ちを持つのではないでしょうか。

私たちが生きていくために美(芸術)が必要な理由がここにある気がします。

生活の中で美しさに触れたり、見たり、聴いたりする機会が増えれえば自然と感性は磨かれます。さらに、美しさを踊りで表現するバレエのレッスンあるいはその舞台に参加することはさらに感性を磨き、人間を成長させるはずです。しかし、簡単には手にいれることが難しいのも事実。
だから、音楽や絵画、バレエのようなものー美しいものーを日々訓練することで感性を磨いているのだと・・・。

「スーパーでは感性は売っていない。」

ある園芸家の言葉が光ります。

 

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